№188 やっぱし
フランス語は遊びにたとえれば“パズル”とか“積み木”みたいな感じがするんですが、日本語は“あや取り”とか“あぶり出し”(って知ってる?)とか“福笑い”(って知ってる?)みたいな印象を私は持っています。ひと言で言えば、フランス語は“かたい”、日本語は“やわらかい”かな……
しかもこの日本語のやわらかさというのはハンパじゃなくて、たとえば“メチャクチャ”でも“ムチャクチャ”でも“メタメタ”でもなんでもOK、“はい”でも“うん”でも“ホイ”でも、“やはり”でも“やっぱり”でも“やっぱし”でも「相手に通じりゃいいんだよ」とか言われると、日本語を勉強している外人さん達は顔も目もまっ青になります。
この“通じりゃいい”というのが憎いところで、要するに日本人にとってのコトバというのは、メッセージ(心)の伝達のための“通り道”でしかないんですよね。これに対してフランス語(その他の西洋語)は、メッセージ(心)の“結果的表出”(ゴール)なんです。だからこそ外人さんは、えらそうに(あっゴール、点入った!)するのかもしれませんし、日本人は少々自信なさげに(パス出すよ?)お話するのかもしれませんね。
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